2015年06月20日
カティンの森
昨晩初めて観ました。
カティンの森。
アンジェイ・ワイダ監督、2007年のポーランド映画です。
カティンの森事件が主題で、非常に重い題材ですがコレは是非オススメです。
ネタバレになってしまうので多くは書きませんが、ロシアとドイツという軍事的強国に挟まれ亡国となってしまうポーランド。そして守る為の十分な力を持たなかった国がどんな運命を辿るのか・・・
登場するポーランド兵、そして市民・駐留するロシア武官やドイツ武官が全て人間臭く描かれている、よくアメリカ映画にあるような非人間的なナチやアカの描きかたではないリアルな描写でぐんぐん引き込まれるんですが、結果として恐ろしい最後に。
続きは是非「カティンの森」観てください。
あの村上龍も、近年観た作品の中で最も素晴らしい映画だと評価してます♪
亡国というのが70年以上前の白黒フィルムの中の出来事で、現代ではあり得ないっwww なんて言ってられなくなりますよ!!
いつ何処にでも起こり得る恐ろしい人間の集団同士のリアルなんだっていうことが再認識できます。
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