2015年03月28日
箱根富士屋ホテル 1

少し仕事に余裕が出来てきたので、箱根の老舗ホテルの富士屋さんに行ってきました!
1878年(明治11年)創業のホテルで天皇陛下が御宿泊されてたり、ジョンレノンやチャップリンやアイゼンハワーなんかが宿泊したことで有名ですよね。
建物は当時のまんま。
モロ明治ですw
松本の旧開智学校なんかと意匠がそっくりですよね。


ロビーはこんな感じ。
内装は和と洋の融合で、これも開智学校そっくりです。
清潔感は相当高い。
そしてホスピタリティもかなり良い部類ですね。現代の御三家系ホテルに比べても。
が、いかんせん、明治の列強に追いつけ追い越せの時代に作らたものなので調度品なんかの重厚感が軽め・・・
木と紙の時代に精一杯作った建造物なので、この辺が限界といったところなのでしょう。
しかし、それは西洋のモノホンの建築物と較べての話であって、これはこれで「明治時代の日本の本気」というカテゴリーで確立してるし、好きな感じです!!


春休みで混雑もすごくて、やっと取れた部屋はフォレスト館という一番新しい建物の一室。
ここもやはり和と洋の融合のようなデザインで部屋はとても心地いいものでした♪
窓からは明治の本館や西洋館が見え、とても良い景色です。
うーむ・・・・
次回はド平日に予約して本館や西洋館に泊まって見よう!!!

夕食は趣のある渡り廊下を通って。。。

こちらがメインダイニングのザ・フジヤです。
近頃は都内にポンポン出来る何とかヒルズとかそういうのにもこのザ・フジヤのデリカがあったりするので有名ですよね。
カレーが特に有名ですが、ディナーでカレーもないだろうってことでそれなりのコースにしちゃいましたw

レストランの雰囲気はこんな感じ。
ウェスティンやコンラッドのように「ジャケット着用必須!!」みたいな肩肘張る感じじゃなく気軽に食事できます。
でも歴史あるインテリアで気分よくお食事出来る。


メニューはサーモンのマリネから始まり。。

このコンソメスープが絶品!!!
帝国ホテルのコンソメスープにそっくりで美味しいなんてもんじゃないw
ポットに入れてもらって持ち帰りたいくらいでした。


そして魚のワイン蒸しとトリュフソースのかかったステーキ。
どちらも現代風な過度の装飾はありませんが兎に角美味い!
付け合せの野菜もしっかり土の味がして、丁寧。
全てが丁寧に作られてるのがひしひしと伝わってくるお料理で、ファミレス行ったあとの腹立たしさみたいなのが微塵も感じられない大満足なコースでしたw

あとこのレストラン、ちゃんとソムリエが居てワインのセレクトが上手い!
決してグラス一杯1万円以上みたいな高級ワインじゃないけど、セレクトが良くて料理を際立たせるんです。
赤も白も、食前酒のシャンパンも満足いく物を出してもらえましたよ!

最後はデザートで〆てこの日は終了。
その2へ続くw
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。