2014年11月27日
信州の隠れ家的お宿

こんにちは小山です!
タカフェさんの過去のエントリーを読んでいたら無性に信州松本に行きたくなってしまい、ぶらり小旅行に行ってきました。
泊まったお宿はタカフェさん行きつけのとこで今回紹介していただいた処なのですが、これが素晴らしい。
私が過去に宿泊したお宿の中でも1,2を争う優良旅館でした。
宿の場所や名前は内緒にしといてくれというタカフェさんのご所望ですので画像だけ・・・
規模も小さく部屋数も少ない宿で「知る人ぞ知る!」という趣でした。
雰囲気も清潔感も、ホスピタリティもお食事も、そしてコスパも抜群で最高の宿。


お食事は八寸から始まる懐石。
地物の川魚や丁寧な松皮造りの鯛などのお造りも地味ながら絶品。
懐石って「食べる物すらお与えできない貧しい状況ですが、修行僧に温めた石をお渡しして懐を温めて飢えをしのいで頂く」というおもてなしの心の真髄が起源なんですってね。
なんだか日本的な献身の姿勢で心が落ち着きます。
全てのお料理が極上の味わいでした。
信州の季節の粗材を使ったお料理で、地物の松茸や季節野菜で名の知れた料亭にも劣らない美味でした。

私がいちばん心打たれてしまったのが、これ。
羽釜で炊かれた、炊きたての松本産のごはんと、焼き物・香の物。
そしてお茶漬けにも出来る出汁。
ご飯の上にはほぐし身の鯛と三つ葉が添えてありました。
これ究極です。
全てが吹き飛んでしまうほど美味しかった。
羽釜炊き独特の炊きたてご飯の香り、出汁をかける事など忘れて食べふけりました。
むろん出汁もお猪口でいただきましたが最高の味。

呑ん兵衛ホイホイなこんな機械も!
貴腐なんかはグラス1杯4000円近くするんですが、そんなの忘れて飲みふけった結果、翌日恐ろしい請求額に(笑)
まずは旅行記、初日の感動から。
続きます。